アルニコ日記 〜さよなら、お酒。ついでに煙草も。〜

これは酒と煙草を絶ち切らざるを得なくなった、哀しくも可笑しいアラフィフ男の日記である。

晴天の霹靂 いや、ヤッパリか 2

連続飲酒が始まり、なぜか酔った頭で

病院の相談窓口に電話をかけていたのを

離脱症状と闘いながらも思い出し、

精神科を受診したのが新年早々の事でした。


酔った頭で電話予約しておいた時間に

病院を訪れるとまずは問診票に記載。

『初めて酒を飲んだのはいつか?』

『いつ頃から毎日酒を飲み始めたか?』

『最後に酒を飲んだのはいつか?』

等々過去から現在への酒との関わり方、

その後ここ1年間の酒との関わり方、

正直に記載し窓口提出、待合室へ。


しばらくするとカウンセリングルームへ。

そこで可愛い臨床心理士のお姉さんから、

「問診票をもとにした質問へ答えて下さい」

「差し障りがあれば答えなくていいですよ」

と説明が。

そこは男だ!正直に答えましょう。

と、お姉さんの質問に続々答えるオレ。

今思えば程のいい誘導尋問だったような。

どんどんパソコンに質問への答えを

入力していくお姉さん。

どんどん馬鹿正直に答えるオレ。

闘いは小一時間続き、久々に心地良い汗が。


その後再びの待合室。

後は医師の診断を残すのみ。

さっきの闘いで相手の術は解ったので、

「今度はノラクラ答えてとっとと帰ろう」

「1か月ほど酒抜いたら身体も落ち着くし」

「かかり付けの内科で点滴打って貰おう」

「肝機能が落ち着くまで」

「オレはこういう病院とは縁が無いよ」

「兄弟はアル中みたく言いよったけどね」

と軽く考えていたのであったが。


(つづく)